尋常性乾癬 鱗のよう 皮膚 ボロボロの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
尋常性乾癬のため20年以上もいろいろ病院めぐりをされた方です。
病院ではマイザー・アンテベート・オキサロール・ビーソフテンを処方されていたそうですが、今は塗らないようにしているとのこと。
特に頭・顔・手・足がかなり酷く、鱗屑が見受けられまました。なかなか良くならないので漢方で何とかしていきたいと来店されました。
71歳男性
中国医学的には『血熱旺盛』『湿熱腑実』の状態と考えられ、体質に合わせて漢方をおすすめしました。徐々に体調が整い結果的に1か月ほどで皮膚の赤い部分がピンク色に変わって、ボロボロ落ちる皮膚も少なくなってきました。
また3か月ほどで体全体の紅班が減り、半年後には顔や頭部の紅班、鱗屑もなくなって綺麗になってきました。更に1年ほどして体全体の鱗屑はほとんどなくなり、肘の紅班が少し残るぐらいで他の皮膚は綺麗な皮膚になってきておられます。
漢方を服用されると体調がいいため、続けていただいております。
中国医学では尋常性乾癬など皮膚のトラブルは体の中の状態が反映されていると考えられています。いくらステロイドを塗りたくっても一時的に炎症を鎮めるだけで、すぐに悪化することが多いと思います。
毎日の食生活も大切です。お酒を毎日飲んでいるようでしたが欧米食や甘いもの・脂っこいもの・刺激物・味の濃いもの・動物性たんぱく質が多い場合は悪化すると考えています。できるだけ和食の薄味のものにしていくことが乾癬を良くする近道になると思います。
尋常性乾癬や掌蹠膿疱症・アトピー性皮膚炎などでお困りの方でも、漢方薬で体調が良くなられる方が多くいらっしゃいます。いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
TEL:078-934-8499
住所:兵庫県明石市大久保町大窪299-1